脳神経外科学
第12版
総編集 | 太田富雄 |
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大阪脳神経外科病院名誉院長・脳ドックセンター長/大阪医科大学名誉教授 | |
編集 | 川原信隆 |
横浜市立大学大学院教授 | |
野崎和彦 | |
滋賀医科大学教授 | |
吉峰俊樹 | |
大阪大学大学院教授 | |
若林俊彦 | |
名古屋大学大学院教授 |
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説明不要、脳神経外科領域のバイブル「太田本」が待望の改訂!
内容紹介
■このページは旧版の情報となります■
改訂版の情報は下記のとおりです。
他の医学領域に劣らず、脳神経外科学の分野においてもこの数年で目覚ましい技術や研究が進んだ。それに対応すべく本書も改訂し、最新の情報を掲載した。特に「11章 脳腫瘍」「15章 脊椎・脊髄疾患」「16章 末梢神経疾患」では、新たな執筆者を擁して、全面的に書き改めた。もちろん、他の項目についても最新の研究等を書き加え、内容の充実をはかった。
前版から約270頁の増加となったが、今回より、従来の2分冊から3分冊に変更し、使いやすさを堅持した。脳神経外科医・脳神経外科専門医受験前の先生方には必携の書である。
序文
改訂12版 総編集者 序文
今回の『脳神経外科学』改訂12版(2016)は、20世紀後半四半世紀から21世紀前半四半世紀にまたがる、40年間の脳神経外科学激動の大波を掻い潜ってきた。初版当時の私は44歳で、人生最良のエネルギーに満ち満ちていたように思うが、今年で85歳になる。まさに“パラダイムシフト paradigm shift 科学革命”の中を生きてきた、長いようで短い年月であった。
CTやMRIが神経画像検査に加わることで、脳神経外科学および診療面に革命が起こったと感じられるほどの激変を招来した。それまでのほとんど全ての神経画像法は「補助検査法」であり、たゆまぬ学習と長年の経験を要した神経学的検査法が、術前の頭蓋内占拠性病変診断の主役を演じていた頃を振り返ると、まさに隔世の感がある。
側聞するところによると、最近では余り神経学的所見がとられず、ただひたすらに手術術式に関心を抱いている傾向が見られるようだが、それが本道かといわれると一抹の不安を感ずる。手術結果を考察する場合、神経学的にみて微妙な後遺症が残った場合、その後遺症と思われる所見が、手術前から軽度ながら見られていたのか、手術のどの過程で発生させることになったのか判定しにくいだろう。その意味では、やはり術前の神経学的検査法は手を抜かずにやっておくべきだろう。
もう一つの大きな問題点は、脳神経外科を標榜する病院が増え、そこで病変の診断がつくのであるから、手術が行われる。その結果、大学病院での症例数が減り、医局員の臨床経験不足だけでなく、指導者の手術経験も減少傾向にあることである。かつて大学の主要関連病院の部長であったある友人が、ある時教授を前にして「我々は毎日手術している。大学に負けるはずはない」と豪語した。教授先生はカンカンになって怒ったが、そばで聞いていた私には、なるほど、そうかも知れないと思ったことがある。その後ある国際学会のメインテーマが、“Academic Neurosurgery,Quo Vadis?大学の脳神経外科よ、お前は何処へ行くのか”であったが、どうやら諸外国でもそういう傾向がみられるのだろうか。
こういう量的変化による質的変革は、今後どのような変化を招来するのだろうか、興味津々である。ひょっとすると卒前医学教育、さらに学生の入局選択でも、臨床病院の関与は大きいだろうし、挑戦的頭蓋内占拠性疾患の診断が、長年の経験とそれに伴う思索なしに与えられるとすると、優秀な学生が基礎学科に流れるというような一大変革が起こってくるかも知れない。
脳神経外科学の変遷の一つとして、1970年代の初め頃から、何故か意識障害用語が廃れ、コーマスケールが世界同時発生してきた。これも、脳疾患の診断が容易になってきたことと関係があるようである。過去の歴史の一駒として紹介したい。
コーマスケール出現前は、繰り返すが、神経学的検査での局在診断は非常に難しく、なかなか手術に踏み切れなかった。加えて、意識障害用語の理解およびその変動を的確に判定できず、精神科医の往診をお願いすることも稀ではなかった。いずれにせよ、意識障害用語は、“触れ得ざるもの、タブー”であった。
しかし、CTやMRIなどの神経画像診断技術の導入で、術前頭蓋内診断が的確かつ迅速に診断されるようになり、手術に踏み切りやすくなった。このことを契機に、意識障害用語に対する疑問が起こってきた。そして急性期意識障害患者治療の経験から、頭蓋内圧亢進でみられる意識障害は、覚醒障害が主体で、それに伴う意識内容障害は二の次に考えても良いのではないかと判断した。そこで、覚醒要素の変動に絞り込み、コーマスケールが作成された。これは世界共通の傾向で、我国とグラスゴーで1974年、時を同じくしてJCSとGCSが誕生した。
現時点で世界中には21種類のコーマスケールが報告されている。しかし最近のように、地球規模の災害発生に対し、DMAT(ディーマット;Disaster MedicalAssistance Team;災害派遣医療チームのacronym)の活躍が報道されている。かかる場合にこそ、コーマスケールもメートル法のように、一般市民・救急隊員・救急医・脳神経外科医など万人が使用でき、意思疎通できる実用的かつ学問的なものが必須である。近い将来、コーマスケールも一種類に統一されることが望ましい。
これからの脳神経外科学は、もっと急テンポで様変わりしてくるかも知れない。しかし、我々は“考える”外科医の本領を忘れてはならないだろう。
今回も、本書の改訂に多大な努力を惜しまれなかった野崎和彦教授、川原信隆教授その他の先生方に、深く感謝いたします。最後になったが、金芳堂の前社長市井輝和氏、前崎節也氏には従前通り、色々とお世話になった。有り難う。
2016年2月
総編集者 太田富雄
改訂12版の序文
本書が世に出版された1975年には脳神経外科に限らず医学書の多くは外国語で出版されており、分厚い高価な専門書をどれだけ読んだかが医師のレベルの目安となっていました。脳神経外科に関する日本語の有名な専門書は数えるほどしかなく、本書も420ページの薄い「マイナー」でした。しかし現在は、脳神経外科学領域には学生向け、専門医前の若手医師向け、専門医レベルの医師向けなど多くの日本語の教科書、手術書、専門書、ハウツー本、雑誌などが溢れかえっており、学会などで並んでいる大量の書籍を見ると、どの本を選ぶべきか迷います。脳神経外科の進歩とともに受け継がれてきた情報のまとめのような単なるありきたりの教科書では差別化は難しいですし、綺麗な術野の絵や高画質の術中写真を載せた手術書でも、インターネットの手術ビデオのような臨場感は得られません。一方、個人的意見を集約した特徴ある内容では日常業務に取り入れることが難しい場合もあり、場合によっては一時的な読み物で終わる可能性があります。
太田富雄先生が執筆してこられました「脳神経外科学」は、当初からやや異なった趣がありました。脳神経外科の学問としての発展を意識しつつ、最新情報や研究開発の苦労話などをサイドメモやトピックスなどに取り入れながら、読者の知的好奇心と研究マインドを擽るような構成となっており、原著文献の重要性と最新文献の掲載にも力を入れた内容となっています。医学生時代の試験勉強、脳神経外科専門医試験前の勉強に当時の本書を通読された先生、その勉強中に本書から脳神経外科の面白さを感じることができた先生も多くおられるのではないでしょうか。40年に亘る脳神経外科学と手術手技の急速な発展とともに本書も今回で11回目の改訂を経験してきており、初版と改訂第12版の本の厚さから脳神経外科の歴史の重みと新たな発展の可能性を感じ取ることができますし、研究のヒントを見つけ出す材料にもなっているのではと思います。
今回の改訂では、基本的には改訂第11版の構成を踏襲していますが、幾つかの章を新たな執筆者のもとに大幅改定しております。神経学的検査法においては、失語と高次脳機能障害の項を刷新しております。意識障害の項ではdefault mode networkの概念を追加致しました。解剖においては臨床で扱うことがない部分は削除し、脳神経外科学の技術的側面を重視しました。血管内治療の基本では最近の技術の進歩と臨床試験のエビデンスを最大限取り入れ刷新致しました。脳血管障害においては、もやもや病、閉塞性脳血管障害では項目立てを変更しております。また脳血管障害の治療につきましては、脳卒中治療ガイドライン2015における重要事項を可能な限り取り入れました。脳腫瘍では総論において診断・治療の基本をわかりやすく列挙し、WHOの新たな分類を見据え分子生物学的解析を詳述し、臨床試験の項目を追加しました。また、各論においては腫瘍ごとの項目をできるだけ統一し、わかりやすく解説致しました。頭部外傷ではスポーツ頭部外傷における脳振盪などの最新知見を追加致しました。脊椎脊髄疾患においても項目立てを刷新しております。末梢神経疾患については整形外科専門医に執筆をお願いしました。また、本書全体において大幅な改訂がない項目を含め、各項目とも改訂第11版からの5年間の新しい論文を追加していただきました。
各項で長年執筆の労をお取りいただきました先生方には深く御礼申し上げます。今回、各分野ともある程度の改訂となり、量も多くなりますので、幾つかの項は新たな執筆者に御願い致しました。各執筆者には、最新情報を取り入れていただくため繰り返しお願いした改訂に応諾いただき感謝申し上げます。本書が日常診療での生きた情報源として、また新たな領域の開拓の案内役として役立つことを期待しつつ挨拶の言葉とさせていただきます。
2016年2月
編集委員一同
目次
1章 神経学的検査法(脳神経外科学の立場から)
2章 頭蓋内圧亢進と脳ヘルニア
3章 意識障害
4章 頭痛
5章 神経画像診断と生理学的診断
6章 脳ドック
7章 脳代謝、脳血流と脳虚血
8章 脳神経外科的治療の基本
9章 医療倫理・医療安全
10章 脳血管障害
11章 脳腫瘍
12章 頭部外傷
13章 水頭症
14章 先天奇形
15章 脊椎・脊髄疾患
16章 末梢神経疾患
17章 機能脳神経外科
18章 脳神経外科医が知っておくべき神経内科疾患
執筆者一覧
■12版執筆者(執筆順)
太田富雄 (公財)唐澤記念会・大阪脳神経外科病院名誉院長・脳ドックセンター長/大阪医科大学名誉教授
吉峰俊樹 大阪大学大学院医学研究科脳神経外科学教授
松田実 東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学准教授
森悦朗 東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学教授
竹内栄一 医療法人清水会京都伏見しみず病院長
坂本博昭 大阪市立総合医療センター小児脳神経外科教育顧問/大阪市立大学大学院医学研究科脳神経外科特任教授
鴨打正浩 九州大学大学院医学研究院附属総合コホートセンター医療経営・管理学教授
山口修平 島根大学医学部内科学講座内科学第三教授
小野田慶一 島根大学医学部附属病院神経内科講師
鈴木則宏 慶應義塾大学医学部神経内科教授
清水利彦 慶應義塾大学医学部神経内科講師
早川克己 岩手県立釜石病院放射線科参与・放射線診断科長
三木幸雄 大阪市立大学大学院医学研究科放射線診断学・IVR学/放射線腫瘍学教授
坂本真一 大阪市立大学大学院医学研究科放射線診断学・IVR学/放射線腫瘍学講師
岡田知久 京都大学大学院医学研究科脳機能総合研究センター特定准教授
菊田健一郎 福井大学医学部感覚運動医学講座脳脊髄神経外科学教授
畑澤順 大阪大学大学院医学系研究科核医学教授
森野道晴 東京都立神経病院脳神経外科部長
岩崎真樹 東北大学大学院神経外科学講師
渡辺英寿 自治医科大学名誉教授
端和夫 新さっぽろ脳神経外科病院名誉院長/札幌医科大学名誉教授
川原信隆 横浜市立大学大学院医学研究科脳神経外科学主任教授
中川原譲二 国立循環器病研究センター脳卒中統合イメージングセンター部長
佐藤慎哉 山形大学医学部総合医学教育センター教授
加藤天美 近畿大学医学部脳神経外科主任教授
宮武伸一 大阪医科大学がんセンター(脳神経外科)特務教授
城倉英史 古川星陵病院副院長
佐藤健吾 日本赤十字社医療センター脳神経外科/サイバーナイフセンター
吉村紳一 兵庫医科大学脳神経外科主任教授
石蔵礼一 兵庫医科大学放射線科准教授
阪本大輔 愛仁会高槻病院脳神経外科
立林洸太朗 兵庫医科大学脳神経外科助教
内田和孝 兵庫医科大学脳神経外科助教
髙田恵広 明和病院放射線科医長
白川学 兵庫医科大学脳神経外科助教
進藤誠悟 兵庫医科大学脳卒中センター助教
桧山永得 合志病院脳神経外科部長
飯田倫子 兵庫医科大学脳神経外科
田中康恵 兵庫医科大学脳神経外科
佐伯直勝 千葉大学大学院医学研究院脳神経外科学教授
村井尚之 千葉大学大学院医学研究院脳神経外科学講師
鈴木倫保 山口大学大学院医学研究科脳神経外科学教授
小泉博靖 山口県済生会下関総合病院脳神経外科科長
寳金清博 北海道大学大学院医学研究科脳神経外科学教授
南須原康行 北海道大学病院医療安全管理部准教授
成田善孝 国立がん研究センター脳脊髄腫瘍科科長
野崎和彦 滋賀医科大学医学部脳神経外科学教授
金太一 東京大学医学系研究科脳神経外科学助教
斉藤延人 東京大学医学系研究科脳神経外科学教授
飯原弘二 九州大学大学院医学研究院脳神経外科教授
永廣信治 徳島大学大学院医歯薬学研究部脳神経外科学教授
水谷徹 昭和大学医学部脳神経外科学教授
森田明夫 日本医科大学大学院脳神経外科学大学院教授
藤村幹 東北大学大学院医学系研究科神経病態制御学准教授
小宮山雅樹 大阪市立総合医療センター脳神経センター部長
長内俊也 北海道大学医学研究科脳神経外科学助教
黒田敏 富山大学大学院医学薬学研究部脳神経外科学教授
渋井壮一郎 帝京大学医学部附属溝口病院脳神経外科客員教授
杉山一彦 広島大学病院がん化学療法科教授
夏目敦至 名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科学准教授
若林俊彦 名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科学教授
藤井幸彦 新潟大学脳研究所脳神経外科学教授
岡本浩一郎 新潟大学脳研究所脳神経外科学准教授
田宮隆 香川大学医学部脳神経外科学教授
村垣善浩 東京女子医科大学先端生命医科学研究所先端工学外科教授
隈部俊宏 北里大学医学部脳神経外科主任教授
松村明 筑波大学医学医療系脳神経外科教授
廣瀬雄一 藤田保健衛生大学脳神経外科主任教授
橋本直哉 京都府立医科大学大学院医学研究科脳神経外科学教授
永根基雄 杏林大学医学部脳神経外科学教授
小森隆司 東京都立神経病院検査科部長
市村幸一 国立がん研究センター研究所脳腫瘍連携研究分野研究分野長
柳澤隆昭 東京慈恵会医科大学脳神経外科学教授
植木敬介 獨協医科大学脳神経外科教授/腫瘍センター長
佐々木光 慶應義塾大学医学部脳神経外科学講師
市川智継 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科脳神経外科学准教授
園田順彦 山形大学大学院医学系研究科脳神経外科学主任教授
岡秀宏 北里大学医学部脳神経外科学教授/北里大学メディカルセンター病院長補佐
藤巻高光 埼玉医科大学病院脳神経外科教授
本村和也 名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科特任准教授
西川亮 埼玉医科大学国際医療センター脳脊髄腫瘍科教授
中里洋一 日高病院日高病理診断研究センター長/群馬大学名誉教授
竹島秀雄 宮崎大学医学部臨床神経科学講座脳神経外科学教授
櫻田香 山形大学附属病院脳神経外科准教授/病院教授
中村英夫 熊本大学大学院生命科学研究部脳神経外科講師
牧野敬史 熊本大学附属病院脳神経外科講師
松野彰 帝京大学医学部脳神経外科学主任教授
齋藤清 福島県立医科大学脳神経外科学教授
渡邉督 名古屋第二赤十字病院脳神経外科副部長
荒川芳輝 京都大学脳神経外科助教
中田光俊 金沢大学医薬保健研究域医学系脳・脊髄機能制御学教授
上羽哲也 高知大学医学部脳神経外科学教授
中洲庸子 県立静岡がんセンター脳神経外科部長
片山容一 湘南医療大学副学長
前田剛 日本大学医学部脳神経外科学系神経外科准教授
小川武希 東京慈恵会医科大学救急医学教授
石川正恒 洛和会音羽病院正常圧水頭症センター所長
山崎麻美 愛仁会高槻病院副院長/小児脳神経センター小児脳神経外科部長
米延策雄 滋慶医療科学大学院大学教授
佐々木学 医療法人医誠会医誠会病院脊椎脊髄センター長/脳神経外科部長
梅垣昌士 医療法人医誠会医誠会病院脊椎脊髄センター副センター長/脳神経外科部長
平田仁 名古屋大学大学院医学系研究科手の外科学教授
中野智則 名古屋大学大学院医学系研究科手の外科学
川端秀彦 大阪発達総合療育センター南大阪小児リハビリテーション病院長
村瀬剛 大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科)准教授
島田幸造 地域医療機能推進機構大阪病院救急部部長
児玉成人 滋賀医科大学整形外科学講師
今谷潤也 岡山済生会総合病院整形外科診療部長
森谷史朗 岡山済生会総合病院整形外科医長
長岡正宏 日本大学病院長/整形外科センター長
服部泰典 小郡第一総合病院整形外科外科系診療部長/整形外科主任部長
雑賀建多 岡山大学病院整形外科医員
池上博泰 東邦大学医学部整形外科学教授
小林一太 日本大学医学部脳神経外科学系神経外科学准教授
深谷親日 本大学医学部脳神経外科学系応用システム神経科学准教授
大島秀規 日本大学医学部脳神経外科学系神経外科学准教授
神服尚之 国立病院機構埼玉病院脳神経外科部長
三國信啓 札幌医科大学医学部脳神経外科学教授
江夏怜 札幌医科大学医学部脳神経外科学助教
四條克倫 日本大学医学部脳神経外科学系神経外科学助教
加納利和 日本大学医学部脳神経外科学系神経外科学助教
清水輝夫 帝京大学医療技術学部長/帝京大学医学部名誉教授
■執筆協力者
今井晋二 滋賀医科大学整形外科学教授