ガイドラインに基づく 胎児心エコーテキスト スクリーニング編
監修 | 稲村昇 |
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近畿大学医学部小児科学教室/日本胎児心臓病学会理事長 |
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ガイドラインに基づいた胎児心エコーのスクリーニングの撮り方が必ずわかる。豊富な写真とエコー動画で視覚的に理解できる!
内容紹介
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ガイドラインに基づく 胎児心エコーテキスト スクリーニング編(第2版) – 株式会社 金芳堂
先天性心疾患を出生前に診断することで、出生後スムーズに新生児の管理・治療に移行し、児の予後の改善が可能となる。そのため、出生前診断の意義は非常に高い。胎児心エコー検査はその出生前診断の一つで、2006年に「胎児心エコー検査ガイドライン」が日本胎児心臓病研究会から公示、2010年には保険収載され、その重要性に対する認識が年々高まってきている。
本書は、そのガイドラインに即したスタンダードな内容で、学会が推奨する検査方法を読者が確実に理解・マスターできるよう、写真を豊富に掲載し、わかりやすく解説している。また、ガイドラインでは見られない、エコー動画を提供することで、さらなる理解を深めることができるよう工夫している。
目次
胎児心エコーを撮る前に
A 心エコー装置の初期設定
1 断層像の調整
2 超音波装置の機能
3 カラー機能
B レベルⅠ(胎児心臓スクリーニング)
1 撮り方
2 基本断面の観察ポイント
3 基本断面の異常
C three vessel viewの異常
1 正常な断面の出し方
2 three vessel view の異常
D 胎児不整脈
1 Mモード法による不整脈の記録方法
2 期外収縮
3 胎児徐脈
4 胎児頻脈性不整脈
E 胎児心エコーに必要な基礎知識
1 胎児循環と新生児循環
2 先天性心疾患の発生頻度
3 胎児心臓スクリーニング
4 ハイリスク妊娠
G 検査手順
H 報告書の作成
執筆者一覧
●執筆者一覧
監修 稲村 昇 近畿大学医学部小児科学教室
●推薦
日本胎児心臓病学会
●執筆(五十音順)
稲村 昇 近畿大学医学部小児科学教室
金川 武司 大阪府立母子保健総合医療センター産科
河津由紀子 市立豊中病院小児科
渋谷 和彦 東京都立小児総合医療センター循環器科
瀧聞 浄宏 長野県立こども病院循環器小児科
堀米 仁志 筑波大学医学医療系小児科
前野 泰樹 久留米大学医学部小児科
村上 卓 茨城県立こども病院小児循環器科