耳鼻咽喉科学用語解説集
編集 | 日本耳鼻咽喉科学会 |
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内容紹介
本用語解説集は、現在、日本の耳鼻咽喉科学で使用(常用)されている同領域の専門用語のうち、各関連学会および日本耳鼻咽喉科学会学術委員会、用語解説集作成委員会の委員が過去10年間の日耳鼻の会報誌(日本耳鼻咽喉科学会会報)とANL(AURIS NASUS LARYNX)から使用頻度の高い用語を集め、解説を必要とする重要な用語、約3000点を選定して解説をした。
■特色
・収録用語は原則として英語としたが、よく使われるラテン語も記載した。
・生物の学名(ウイルス、細菌の単体など)はイタリック体とした。
・見出し語に英文が付いている場合、その英文の日本語発音に従って配列した。
・同義語からも検索できるよう見出し語として挙げ、解説のある見出し語へ行きやすいよう参照頁をゆびマークで示した。
序文
日本耳鼻咽喉科学会が学術用語集を初めて出版したのは1970年4月とのことです.その後,内容をさらに充実させ「日本耳鼻咽喉科学会編 耳鼻咽喉科学用語解説集」として1976年4月に出版されました.
ご存知のように,その後の30年の間に耳鼻咽喉科学は長足の進歩を遂げております.数年前より新しい用語集の出版が望まれるようになりました.
日本耳鼻咽喉科学会の学術委員会は2008年5月に耳鼻咽喉科学会編の耳鼻咽喉科用語集を出版致しました.
その後,用語集の解説を学術委員会が中心になって行ってまいりました.今回その努力が実り,日本耳鼻咽喉科学会編の用語解説集が出版されることになりました.各関連領域の最新の情報をも網羅し,内容の充実したものとなり喜んでおります.
どうか日本耳鼻咽喉科学会の会員の皆様は座右の書とし,臨床・研究・教育にお役立て下さい.また医療各分野の皆様にもこの用語解説集をご活用頂きたく存じます.
最後に,有意義な最新の用語解説集を作成頂いた日本耳鼻咽喉科学会学術委員会の皆様並びに出版にご協力賜りました方々に心より御礼申し上げます.
2010年4月
日本耳鼻咽喉科学会 理事長
市川銀一郎
執筆者一覧
編集:日本耳鼻咽喉科学会
■企画・編集関係者
●日本耳鼻咽喉科学会
学術委員会(平成20・21 年度)
担当理事:福田諭,古屋信彦
委員長:宇佐美真一
委員:池園哲郎,井之口昭,岡野光博,小川洋,奥野妙子,須納瀬弘,馬場均
●用語解説集準備委員会(平成20 年度)
●用語解説集委員会(平成21 年度)
学術委員会:同上
関連学会・研究会:
青柳優,飯野ゆき子,宇野芳史,梅﨑俊郎,工藤典代,黒野祐一,竹田泰三,東野哲也,長谷川泰久,平林秀樹,藤枝重治,古川仭,牧山清,松谷幸子,室伏利久
■企画・編集にご協力いただいた関連学会・研究会
日本聴覚医学会,日本めまい平衡医学会,日本耳科学会,日本鼻科学会,日本気管食道科学会,日本頭頸部癌学会,日本音声言語医学会,日本顔面神経研究会,日本医用エアロゾル研究会,日本耳鼻咽喉科感染症研究会,日本小児耳鼻咽喉科学会,耳鼻咽喉科臨床学会,日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会,日本口腔・咽頭科学会,日本喉頭科学会,日本頭頸部外科学会,日本嚥下医学会