コア・カリキュラム
コア・カリキュラム対応 医学一般
第2版
編著 | 今西二郎 |
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京都府立医科大学大学院教授 |
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内容紹介
本書は、I 部(個体の構成と機能)、II 部(個体の反応)、III 部(原因と病態)の3部構成である。I 部では、組織学・細胞生理学・神経解剖学・発生学・生化学・分子生物学等を基盤とした細胞生物学、II
部にはウイルス学・微生物学・免疫学・放射線学・薬理学を軸とした基礎医学、III 部には遺伝子病学・分子病態学・分子腫瘍学を含めた病態生理学(病理学)を盛り込み、コアの部分は網羅した。学ぶ側、指導する側にも必要な新学習内容の指針を示し、モデル・コア・カリキュラムに沿った構成で基礎医学全般にわたる必要事項を1冊にまとめた。今回の2版では、
5肢択一方式の例題を充実させ、視覚教材(図表、グラフ、模式図、画像等)を活かした問題数を増やしてCBT模擬問題CD-ROM版を付録とした。共用試験の本格実施に向けてCBTは万全である。臨床実習前の医学生、歯学部学生、薬学部学生、基本をブラッシュアップしたいと望む研修医、指導教官にも役立つ。
目次
I.個体の構成と機能
1章 細胞の基本構造と機能
【細胞膜】【細胞骨格と細胞運動】【細胞の増殖】
2章 組織・各臓器の構成、機能と位置関係
【組織・各臓器の構造と機能】【器管の位置関係】
3章 個体の調節機構とホメオスターシス
【情報伝達の機序】
I.情報伝達の基本
II.神経による情報伝達の基礎
【生体防御の機序】【ホメオスターシス】
4章 個体の発生
5章 生体物質の代謝
6章 遺伝と遺伝子
II.個体の反応
1章 生体と微生物
【ウイルスの基本的性状と病原性】【ウイルス感染に対する生体反応・予防】
【各種のウイルスの特徴と病原性】【細菌と真菌】【寄生虫】
2章 免疫と生体防御
【免疫系の一般特性】【自己と非自己の識別に関与する分子とその役割】
【免疫反応の調節機構】【疾患と免疫】
3章 生体と放射線・電磁波・超音波
【放射線と生物】
4章 生体と薬物
【薬理作用の基本】【薬物の動態】【薬物の評価】
III.原因と病態
1章 遺伝子異常と疾患・発生発達異常
2章 細胞障害・変性と細胞死
3章 代謝障害
4章 循環障害
5章 炎症と創傷治癒
6章 腫瘍