図解 耳鼻咽喉科
編著 | 市村恵一 |
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自治医科大学医学部耳鼻咽喉科学教授 |
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ビジュアル感覚で学ぶ耳鼻咽喉科の“虎の巻”! 講義や臨床実習のまとめに必携です。
内容紹介
耳鼻咽喉科は首から上で脳と眼球以外の領域を内科的・外科的観点から扱う科として重要である。本書は
1)耳鼻咽喉という領域を要領よく概観できる、 2)試験にも十分対応できる、 3)自分でさらに詳しく調べてみるための手掛かりとなる、
などの3つの条件を満たしており、しかも学習しやすいよう記述を明瞭簡潔、写真や図を豊富に取り入れたテキストである。内容は臨床上必須な項目に絞り、記載も無駄を省いて簡潔にした。項目ごとに要点を箇条書きにして重要な用語を枠内に解説し、見開き対応のページで読者が効率よく理解できる工夫を凝らした。 医学部の学生のみならず、若手耳鼻咽喉科医、看護師やコメディカルスタッフのテキストとしてお勧めする。
目次
I部 耳鼻咽喉科学とは
1.耳鼻咽喉科・頭頸部外科とは
2.基本的診察法
3.診察に用いる道具
4.正常局所所見
5.画像検査総論
Ⅱ部 耳科学
1.外耳・中耳の解剖と生理
2.内耳の解剖
3.内耳の生理
4.聴覚検査法
5.平衡機能検査法
6.耳科学における画像診断
7.耳介・外耳道疾患
8.外耳・中耳の形態異常
9.急性中耳炎・滲出性中耳炎
10.慢性化膿性中耳炎
11.真珠腫性中耳炎
12.耳硬化症
13.顔面神経疾患
14.感音難聴総論
15.突発性難聴
16.遺伝性難聴
17.小児の難聴
18.人工内耳(脳幹インプラントを含む)
19.聴神経腫瘍
20.めまい総論
21.メニエール病
22.良性発作性頭位めまい症
23.前庭神経炎
24.中枢性めまい
25.心因性めまい
Ⅲ部 鼻科学
1.鼻腔の解剖
2.副鼻腔の解剖
3.鼻腔の機能
4.鼻科検査法
5.鼻副鼻腔画像
6.鼻炎とその分類・鼻せつ
7.アレルギー性鼻炎
8.アレルギー性鼻炎(診断・治療)
9.鼻中隔の病変
10.鼻出血
11.後鼻孔閉鎖、顔面奇形
12.急性鼻副鼻腔炎
13.慢性副鼻腔炎
14.慢性副鼻腔炎の合併症、特殊な型
15.副鼻腔嚢胞
16.副鼻腔良性腫瘍、副鼻腔真菌症、鼻茸
17.副鼻腔悪性腫瘍
18.顔面骨骨折
19.嗅覚障害
20.鼻副鼻腔手術
Ⅳ部 口腔咽頭科学
1.口腔・咽頭の解剖
2.口腔・咽頭の検査法
3.口腔の奇形
4.口腔の炎症性疾患
5.口唇および口腔癌
6.味覚障害
7.唾液分泌異常(口腔乾燥症、唾液分泌過多症)
8.唾液腺の炎症性疾患
9.唾液腺腫瘍
10.咽頭炎
11.咽頭の神経障害
12.アデノイド増殖症とアデノイド切除術
13.扁桃炎
14.睡眠時無呼吸症候群
15.口蓋扁桃摘出術
16.上咽頭腫瘍
17.中咽頭腫瘍
18.下咽頭腫瘍
19.嚥下のしくみと評価
20.嚥下障害の治療
Ⅴ部 喉頭科学
1.喉頭の解剖
2.喉頭の機能
3.喉頭の検査法
4.喉頭の先天異常
5.喉頭炎
6.急性喉頭蓋炎
7.声帯ポリープと類似疾患
8.喉頭嚢胞
9.喉頭乳頭腫
10.声帯麻痺
11.喉頭癌
12.喉頭外傷
13.喉頭微細手術
14.喉頭全摘出術
Ⅵ 頸部/気管食道科学
1.呼吸困難(気管切開・輪状甲状靭帯切開など)
2.異物症(気管支異物・食道異物)
3.頸部神経鞘腫・頸動脈小体腫瘍
4.甲状腺腫
5.副甲状腺腫瘍(原発性、続発性)
6.正中頸嚢胞
7.側頸嚢胞・側頸瘻
8.皮様嚢胞(類皮嚢胞)
9.血管腫・リンパ管腫
10.頸部リンパ節腫脹
11.乳び漏
執筆者一覧
■執筆者(執筆順)
市村恵一 自治医科大学医学部耳鼻咽喉科学 教授
竹腰英樹 国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科 准教授
室伏利久 帝京大学医学部附属溝口病院耳鼻咽喉科 教授
石川和宏 自治医科大学医学部耳鼻咽喉科学 講師
菊地茂 埼玉医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科 教授
大畑敦 埼玉医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科 准教授
久育男 京都府立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室 教授
峯田周幸 浜松医科大学耳鼻咽喉科 教授
細川誠二 浜松医科大学耳鼻咽喉科 講師