看護統計学への招待
第4版
著 | 緒方昭 |
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福井医科大学名誉教授 |
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看護のための統計学を身につけたい貴方へ
内容紹介
統計に関する知識と考え方は、調査研究や統計的研究はもちろん、事例研究や文献研究にも必要になる。本書はこの統計学について、基礎的手法から、思考法、さらに応用力まで会得できるよう色刷りシェーマを用いて簡潔に記した。統計学は集団的現象の特性を数量的に解明しようとするものである。何を、どのように数字で示し、解析していくのかを、基本的順序に従って展開し、このような疑問に具体的な解答を与えてくれる。
目次
統計的研究、調査研究に必要な基礎知識
1.統計学の定義
2.統計研究により自然界の法則性を明らかにする理由
1章 統計的研究の定義と進め方
1.統計的研究の定義
2.統計的研究の進め方
3.例による統計的研究の進め方の説明
2章 統計資料について
1.母集団と標本集団
2.正確性と精密性
3.既存資料を有効に利用すること
4.静態統計と動態統計
5.質的標識と量的標識
6.質問紙調査法
3章 資料の整理と解析の方法について
集計用カードの準備と扱い方
単純集計
1.度数分布表の作成
2.累積度数分布について
3.度数分布図の作成上の注意
4.量的標識における度数分布の形
5.度数分布図を利用した統計的考え方
6.度数分布の状況を示す代表値
7.度数分布の位置を示す平均値以外の代表値
8.度数分布のヒロガリを示す範囲について
9.正規分布の性質
10.平均値と標準偏差の利用方法
クロス集計
1.相関の状況をみる方法
2.相関ありの場合の解釈について
3.回帰について
4.その他の相関
4章 標本抽出誤差について
標本集団値から母集団値の推定、統計的検定の考え方
1.母集団から無作為抽出した標本集団値の出現状況
2.標本集団値より母集団値を推定する理論と方法
3.検定について
5章 衛生統計学の基礎知識
1.衛生統計学の定義
2.衛生統計指標
3.人口統計
4.生命表