こんな時どうすれば!? 腎臓・水電解質コンサルタント
第2版

    定価 7,260円(本体 6,600円+税10%)
    監修深川雅史
    東海大学教授
    編集小松康宏
    聖路加国際病院副院長/腎臓内科部長
    和田健彦
    東海大学准教授
    A5判・368頁
    ISBN978-4-7653-1728-3
    2017年11月 刊行
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    内容紹介

    コンサルトする側(非専門医)、コンサルトされる側(専門医)双方に役立つ
    好評著『腎臓・水電解質コンサルタント―「ちょっと聞きたい」から「じっくり聞きたい」まで―』の第二版。
    腎臓・水電解質を学びたい若い医師・コンサルトの仕方を知りたい非専門医と、コンサルトの受け方の技法を知りたい専門医の双方に役立つ。
    専門医の考える道筋がこれでわかる。
    まえがきより本書は、腎臓病・水電解質について学びたい若い医師、コンサルトしたいが、何を準備して、どのように聞いたらよいのかわからない医師、そして相談すべき腎臓医が近くにいない医師のために、企画された。そのため、通常の教科書のように疾患単位ではなく、症候や検査値異常というプロブレム別に編集してある。
    一方で、コンサルトされる側がどのように対応すべきなのか、次回も適切な時期に、必要な情報とともにコンサルトしてもらうには、どうしたら良いかという、コンサルトの技法にも考慮して編集したところも特徴である。
    今回、医学の進歩と、若い優秀な腎臓医の成長を踏まえ、初版のポリシーを踏襲しつつ、新しい編集者も加えて改訂させていただく機会を得た。
    おそらく腎機能低下、水電解質代謝異常のようなコンサルトは、腎臓医のいない総合病院では、いわゆるHospitalist自身が対応しているのが現状であろうが、初版のまえがきの最後に書いたように、敷居を高くするのではなく、裾野を広げるという本書の本来の目的が達成され、どの科の患者のためにも有益な仕組みが出来上がっていくことを期待したい。
    執筆者一覧
    ■監修
    深川 雅史 東海大学医学部腎内分泌代謝内科教授
    ■編集
    小松 康宏 聖路加国際病院副院長・腎臓内科部長
    和田 健彦 東海大学医学部腎内分泌代謝内科准教授
    ■執筆者(掲載順)
    深川 雅史 東海大学医学部腎内分泌代謝内科教授
    小松 康宏 聖路加国際病院副院長・腎臓内科部長
    和田 健彦 東海大学医学部腎内分泌代謝内科准教授
    旭  浩一 福島県立医科大学医学部生活習慣病・慢性腎臓病(CKD)病態治療学講座准教授
    吉田 輝彦 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    濱崎 敬文 東京大学医学部附属病院血液浄化療法部講師
    伊勢川拓也 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    岡野 一祥 東京女子医科大学血液浄化療法科講師
    谷澤 雅彦 聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科
    大迫希代美 川崎市立多摩病院
    小丸 陽平 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    土井 研人 東京大学医学部附属病院救急科学講師
    阿部 貴弥 岩手医科大学泌尿器科学講座教授
    宮坂 昭生 岩手医科大学内科学講座肝臓分野准教授
    石井 太祐 聖路加国際病院腎臓内科
    中村 元信 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    本田謙次郎 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    今井 直彦 川崎市立多摩病院腎臓高血圧内科副部長
    駒場 大峰 東海大学医学部腎内分泌代謝内科講師
    志水 英明 大同病院腎臓内科部長
    宮内 隆政 聖路加国際病院腎臓内科
    長浜 正彦 聖路加国際病院腎臓内科
    平川 陽亮 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    本西 秀太 医療法人社団欅会東大和南街クリニック院長
    一色  玲 東京大学医学部附属病院血液浄化療法部
    中川 洋佑 東海大学医学部腎内分泌代謝内科
    槙田 紀子 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科講師
    濱野 直人 東海大学医学部腎内分泌代謝内科
    神保 りか 東都文京病院総合健診センター副センター長
    小泉 賢洋 東海大学医学部腎内分泌代謝内科
    柳  秀高 東海大学医学部附属病院総合内科講師
    長谷川 頌 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    井上 玲子 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    加藤 秀樹 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
    中村 道郎 東海大学医学部移植外科学教授
    古瀬  智 社会福祉病院三井記念病院腎臓内科医長
    金山 典子 東海大学医学部腎内分泌代謝内科
    福岡 利仁 杏林大学医学部付属病院泰一内科講師
    豊田 雅夫 東海大学医学部腎内分泌代謝内科准教授
    小松田 敦 秋田大学医学部血液・腎臓・膠原病内科准教授
    松村実美子 東京逓信病院腎臓内科
    高野 秀樹 東京逓信病院腎臓内科医長

    序文

    本書は,腎臓病・水電解質について学びたい若い医師,コンサルトしたいが,何を準備して,どのように聞いたらよいのかわからない医師,そして相談すべき腎臓医が近くにいない医師のために,企画された.そのため,通常の教科書のように疾患単位ではなく,症候や検査値異常というプロブレム別に編集してある.

    一方で,コンサルトされる側がどのように対応すべきなのか,次回も適切な時期に,必要な情報とともにコンサルトしてもらうには,どうしたら良いかという,コンサルトの技法にも考慮して編集したところも特徴である.

    今回,医学の進歩と,若い優秀な腎臓医の成長を踏まえ,初版のポリシーを踏襲しつつ,新しい編集者も加えて改訂させていただく機会を得た.

    おそらく腎機能低下,水電解質代謝異常のようなコンサルトは,腎臓医のいない総合病院では,いわゆるHospitalist自身が対応しているのが現状であろうが,初版のまえがきの最後に書いたように,敷居を高くするのではなく,裾野を広げるという本書の本来の目的が達成され,どの科の患者のためにも有益な仕組みが出来上がっていくことを期待したい.

    最後に,新たに執筆陣に加わった若い腎臓医の皆さんと,初版から辛抱強く付き合っていただいた金芳堂の村上裕子氏に感謝したい.

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