病理解剖ビジュアルテキスト

  • 未刊
定価 11,880円(本体 10,800円+税10%)
編著清水道生
博慈会記念総合病院病理診断センター長
B5判・355頁
ISBN978-4-7653-2047-4
2025年04月 刊行
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★2025年4月下旬 発売予定!★

手順が見える、流れがわかる。病理解剖の超実践的マニュアル!

内容紹介

第114回日本病理学会総会(2025年4月17日~19日・仙台市)にて先行発売予定!

病理解剖の意義・目的から、解剖手技(Rokitansky法、Virchow法)、各臓器の取り出し方・切出し方、そして、肉眼所見のとり方、最終診断書の書き方まで、病理解剖の全過程を詳しく解説しました。イラスト・写真を豊富に掲載して、視覚的に理解できる、病理解剖マニュアルの決定版です。

 

  • 解剖手技(Rokitansky法、Virchow法)と各臓器の取り出し方・切り出し方では、細かい手順に分けて、具体的に解説しました。カラー写真・イラストを豊富に掲載しているので、視覚的に理解できます。
  • 病理解剖で最も重要ともいえる肉眼所見については、観察法に加え、観察のポイントを臓器ごとに詳述しました。
  • 病理解剖で必要とされる肉眼像・組織像をアトラス形式で豊富に収録しました(122症例)。希少な症例も掲載しています。
  • 実践に役立つコツ・アドバイスを、「Memo」「Point」の形で随所に掲載しています。

序文

医学の発展とともに、病理解剖はその礎を築いてきました。人間の身体が病に侵され、生命を終えるプロセスを解明するための探求は、現代医学を支える根幹となっています。しかし近年、病理解剖の実施数が減少しており、病理専門医試験に必要な剖検症例数も年々少なくなっています。この現実に私たちは真摯に向き合わなければなりません。特に、中堅病理医でさえ剖検の機会が制限されている現状は、きわめて深刻です。病理解剖は今、大きな岐路に立たされています。

病理解剖の意義は、診断確定や死因究明だけではありません。剖検によって培われる「見る力」と「病態を読み解く力」は、日々の診断業務において病理医の指針となり得る重要なスキルです。これらのスキルは、単なる知識ではなく、実際に目で見て、手を動かし、体得することで初めて習得できます。その経験は、病変の本質に迫り、未来の診療に大いに役立つことでしょう。

さらに、病理解剖から得られる知見は、時代を超えて価値を持ち続けます。医学が進歩し、常識が覆ることがあっても、過去の症例の記録は未来の診断や治療を導く道標となります。この蓄積された経験と知見こそが、病理解剖が持つ意義を後世に伝える重要な役割を果たすといえるでしょう。

本書は、2015年発刊の『徹底攻略!病理解剖カラー図解』を基盤とし、新たな視点と豊富なビジュアルを加えた、実践に役立つ一冊に仕上がっています。剖検手技を視覚的に学べるよう写真やイラストを多用し、多くの症例の肉眼所見と組織所見を収載して、病理解剖を学ぶ人にとって活用しやすい内容となっています。ぜひ本書を手元に置き、何度も読み返して、病理診断業務に活かしていただければと思います。

最後に、本書の出版にあたり、ご協力いただいた多くの方々に心より深く感謝申し上げます。特に、著者を病理の道に導き、数々のご指南を賜った真鍋俊明先生には深謝いたします。また、最終稿の完成に至るまで多大なご尽力をいただいた金芳堂の黒澤健様にも、深い感謝の意を表します。本書が未来の病理医たちの手に届き、病理解剖の重要性を次世代へと引き継ぐ一助となることを心から願っております。

2025年4月
清水道生

目次

1 病理解剖とは
1 病理解剖の定義
2 病理解剖の目的・種類
3 病理解剖の歴史
4 病理解剖に関する法規
- 4.1 死体解剖保存法
5 病理解剖における感染症対策
6 剖検率の低下とその原因
7 病理解剖の現状
8 病理解剖における問題点と今後の展望

2 病理解剖の手技
1 主要剖検器具
- 1.1 剖検器具の種類
- 1.2 解剖刀(メス)の正しい持ち方
- 1.3 鋏(ハサミ)の正しい持ち方
2 剖検術式
3 剖検時の一般的注意事項
- 3.1 剖検医として
- 3.2 準備事項など
- 3.3 剖検時の心構えなど
4 外表所見
- 4.1 確認事項
- 4.2 注意事項
5 Rokitansky法
- 5.1 胸腔内および腹腔内操作
- 5.2 各臓器の摘出および取り出し
- 5.3 皮膚の縫合・遺体の後処置
- 5.4 剖検所見の記載および肉眼剖検診断書
6 Virchow法
- 6.1 皮膚切開、腹腔切開、胸腔切開、骨の取り出し
- 6.2 臓器の取り出し
- 6.3 皮膚の縫合・遺体の後処置
- 6.4 剖検所見の記載および肉眼剖検診断書

3 未熟児・新生児・小児の病理解剖
1 はじめに
2 総論
- 2.1 対象疾患
- 2.2 基本事項
- 2.3 計測・秤量
- 2.4 用具
- 2.5 皮膚切開
- 2.6 体表所見
- 2.7 Virchow法かRokitansky法かの選択
- 2.8 内臓奇形
- 2.9 画像検査
3 各論
- 3.1 中枢神経系
- 3.2 心臓・大血管
- 3.3 呼吸器系
- 3.4 消化管
- 3.5 胸腺
- 3.6 肝臓
- 3.7 脾臓
- 3.8 膵臓
- 3.9 腎臓
- 3.10 副腎
- 3.11 筋肉
- 3.12 骨格系
- 3.13 胎盤と臍帯
- 3.14 腫瘍性疾患
- 3.15 感染性疾患
4 ご家族への配慮について

4 臓器別取り出し方・切り出し方
1 総論:内部臓器の固定・切り出し
- 1.1 固定
- 1.2 切り出し
2 各論:心臓の刺激伝導系
- 2.1 基礎知識
- 2.2 洞房結節
- 2.3 房室結節とヒス束
3 各論:肺・胸膜
- 3.1 はじめに
- 3.2 胸腔の観察
- 3.3 固定
- 3.4 肺の外表観察
- 3.5 割の入れ方
- 3.6 喉頭・気管の観察
4 各論:脳
- 4.1 はじめに
- 4.2 脳の取り出し
- 4.3 頭部の閉創
- 4.4 凍結組織の採取
- 4.5 脳の固定
- 4.6 脳の切り出し
5 各論:脊髄
- 5.1 椎体の採取方法
- 5.2 脊髄を採取する方法
- 5.3 神経根を採取する方法
- 5.4 神経根の固定・切り出し方法
- 5.5 脊髄割面の観察
6 各論:眼球
- 6.1 開頭せず、前面から採取する場合
- 6.2 開頭後、頭蓋内からアプローチする方法

5 最終剖検診断の書き方
1 剖検診断書作成までの流れ
2 病理解剖の習得までの道のり
- 2.1 基本的事項
- 2.2 実践的な留意点
3 剖検症例のまとめ方
- 3.1 臨床的事項
- 3.2 剖検時の作業
- 3.3 死因の特定
- 3.4 固定後の作業
- 3.5 組織学的検索
- 3.6 剖検診断書にまとめる
4 剖検診断書の作成
- 4.1 剖検診断書の基本構成
- 4.2 主病変の考え方
- 4.3 副病変の考え方
- 4.4 総括のまとめ方
5 CPC
6 具体的な例から学ぶ
- 6.1 症例提示
- 6.2 臨床経過のまとめ
- 6.3 剖検目的、臨床上の問題点
- 6.4 肉眼的所見
- 6.5 肉眼的所見のまとめ
- 6.6 主な組織学的所見
- 6.7 論点整理
- 6.8 病理解剖診断書の例
- 6.9 フローチャート
7 まとめ

6 主要臓器の肉眼所見
1 観察のアプローチ
- 1.1 肉眼的観察の概要
- 1.2 肉眼的観察の手順
- 1.3 肉眼的推定診断
- 1.4 肉眼所見や肉眼的推定診断の記載方法
2 臓器別各論
- 2.1 外表および骨格
- 2.2 中枢神経
- 2.3 呼吸器
- 2.4 泌尿器
- 2.5 内分泌臓器
- 2.6 循環器
- 2.7 消化管
- 2.8 肝胆膵および脾臓
- 2.9 生殖器
- 2.10 その他

7 病理解剖で知っておくべき肉眼所見
1 循環器▶心臓 Nonbacterial thrombotic endocarditis(NBTE) 非細菌性血栓性心内膜炎
2 循環器▶心臓 Hairy heart 絨毛心
3 循環器▶心臓 Acute and old myocardial infarction 急性および陳旧性心筋梗塞
4 循環器▶心臓 Pulmonary heart disease/cor pulmonale  肺性心
5 循環器▶心臓 Tuberculous pericarditis 結核性心膜炎
6 循環器▶心臓 Cardiac amyloidosis 心アミロイドーシス
7 循環器▶心臓 Primary cardiac lymphoma 心臓原発悪性リンパ腫
8 呼吸器▶肺 Lobar pneumonia 大葉性肺炎
9 呼吸器▶肺 Diffuse alveolar damage(DAD)/ Acute respiratory distress syndrome(ARDS) びまん性肺胞傷害/急性呼吸窮迫症候群
10 呼吸器▶肺 Usual interstitial pneumonia(UIP) 特発性間質性肺炎
11 呼吸器▶肺 Tracheal bronchus 気管気管支
12 呼吸器▶肺 Pulmonary infarction 肺梗塞
13 呼吸器▶肺 Chronic thromboembolic pulmonary hypertension(CTEPH) 慢性血栓塞栓性肺高血圧症
14 呼吸器▶肺 Pulmonary tuberculosis 肺結核症
15 呼吸器▶肺 Pulmonary aspergillosis 肺アスペルギルス症
16 呼吸器▶肺 Chronic expanding hematoma 慢性拡張性血腫
17 呼吸器▶肺 Lymphangitis carcinomatosa 癌性リンパ管症
18 呼吸器▶胸膜・縦隔 Malignant mesothelioma 悪性中皮腫
19 消化器▶胃・十二指腸 Dieulafoy lesion/disease デュラフォワ病変/病
20 消化器▶小腸・大腸・虫垂・直腸 Pneumatosis cystoides intestinali 腸管嚢胞様気腫症
21 消化器▶小腸・大腸・虫垂・直腸 Lymphonodular hyperplasia リンパ結節過形成
22 消化器▶小腸・大腸・虫垂・直腸 Pseudomembranous enterocolitis 偽膜性腸炎
23 消化器▶肝臓・膵臓 Oriental groove 東洋溝
24 消化器▶肝臓・膵臓 Alcohol-related cirrhosis アルコール性肝硬変
25 消化器▶肝臓・膵臓 Fibrolamellar carcinoma フィブロラメラ肝細胞癌
26 消化器▶肝臓・膵臓 Serous cystadenoma NOS 漿液性嚢胞腺腫
27 造血器▶血液・骨髄 Carcinomatosis of the bone marrow 骨髄癌腫症
28 造血器▶リンパ節・脾臓 Tuberculous lymphadenitis 結核性リンパ節炎
29 造血器▶リンパ節・脾臓 Sclerosing angiomatoid nodular transformation(SANT)
30 内分泌▶甲状腺・副甲状腺 Undifferentiated carcinoma of the thyroid 甲状腺未分化癌
31 内分泌▶副腎・傍神経節 Adrenal hemorrhage 副腎出血
32 内分泌▶副腎・傍神経節 Myelolipoma 骨髄脂肪腫
33 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Hydronephrosis 水腎症
34 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Diabetic nephropathy 糖尿病性腎症
35 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Renal amyloidosis 腎アミロイドーシス
36 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Renomedullary interstitial cell tumor 腎髄質間質細胞腫瘍
37 女性生殖器▶卵管・卵巣・胎盤 Struma ovarii benign 良性卵巣甲状腺腫
38 女性生殖器▶卵管・卵巣・胎盤 Pyosalpingitis 化膿性卵管炎
39 腹膜 Encapsulating peritoneal sclerosis 被嚢性腹膜硬化症
40 中枢神経 Superficial siderosis of the central nervous system 脳表ヘモジデリン沈着症
41 中枢神経 Cyst of septum pellucidum 透明中隔嚢胞(第五脳室)
42 中枢神経 Cortical laminar necrosis 皮質層状壊死
43 中枢神経 Cerebral hypoxia 低酸素脳症
44 中枢神経 Brain stem stroke/infarction 脳幹梗塞
45 中枢神経 Parkinson’s disease パーキンソン病
46 中枢神経 Metastatic carcinoma 癌の脳転移
47 中枢神経 Spina bifida 二分脊椎
48 中枢神経 Spinal metastasis 癌の脊椎転移
49 皮膚 Burn 熱傷

8 病理解剖で知っておくべき組織所見
1 循環器▶心臓 Acute myocardial infarction 急性心筋梗塞
2 循環器▶心臓 Giant cell myocarditis 巨細胞性心筋炎
3 循環器▶心臓 Mitral annular calcification 僧帽弁輪石灰化
4 循環器▶心臓 Serous atrophy 漿液性萎縮
5 循環器▶血管 Aortic dissection 大動脈解離
6 循環器▶血管 Giant cell arteritis 巨細胞性動脈炎
7 循環器▶血管 Polyarteritis nodosa 結節性多発動脈炎
8 呼吸器▶肺 Bronchopneumonia 気管支肺炎
9 呼吸器▶肺 Diffuse alveolar damage(DAD) びまん性肺胞傷害
10 呼吸器▶肺 Interstitial pneumonia associated with dermatomyositis 皮膚筋炎に伴った間質性肺炎
11 呼吸器▶肺 Pneumoconiosis 塵肺症
12 呼吸器▶肺 Silicotic nodule 珪肺結節
13 呼吸器▶肺 Pulmonary ossification 肺骨化症
14 呼吸器▶肺 Extralobular bronchopulmonary sequestration 葉外肺分画症
15 呼吸器▶肺 Pulmonary fat embolism 肺脂肪塞栓
16 呼吸器▶肺 Bone marrow embolism 骨髄塞栓
17 呼吸器▶肺 Miliary tuberculosis 粟粒結核
18 呼吸器▶肺 Pneumocystis pneumonia ニューモシスチス肺炎
19 呼吸器▶肺 Mucormycosis ムコール症
20 呼吸器▶肺 Pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM) 肺腫瘍血栓性微小血管症
21 呼吸器▶肺 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Granulomatosis with polyangitis 多発血管炎性肉芽腫症
22 呼吸器▶肺 Minute pulmonary meningothelial-like nodule 微小肺髄膜細胞様結節
23 呼吸器▶肺 Tumorlet テューモレット
24 呼吸器▶肺 Kaposi sarcoma カポジ肉腫
25 消化器▶食道 Oncocytic metaplasia オンコサイト(膨大細胞性)化生
26 消化器▶食道 Pancreatic acinar metaplasia 膵腺房化生
27 消化器▶食道|小腸・大腸・虫垂・直腸 Systemic sclerosis 全身性強皮症
28 消化器▶小腸・大腸・虫垂・直腸|胃・十二指腸 Hemochromatosis ヘモクロマトーシス
29 消化器▶小腸・大腸・虫垂・直腸 Lymphangioma リンパ管腫
30 消化器▶小腸・大腸・虫垂・直腸 Appendiceal neuroma 虫垂神経腫
31 消化器▶小腸・大腸・虫垂・直腸 泌尿器・男性生殖器▶膀胱 Radiation colitis 放射線性腸炎
32 消化器▶肝臓・膵臓 Veno-occlusive disease/Sinusoidal obstruction syndrome(VOD/SOS) 肝中心静脈閉塞症/類洞閉塞症候群
33 消化器▶肝臓・膵臓 Mallory body マロリー小体
34 消化器▶肝臓・膵臓 Fatty liver 脂肪肝(=Steatotic liver disease 脂肪性肝疾患)
35 消化器▶肝臓・膵臓 Herpesvirus infection ヘルペスウイルス感染症
36 消化器▶肝臓・膵臓 Hemangioma of the liver 肝血管腫
37 消化器▶肝臓・膵臓 von Meyenburg complex フォン・マイエンバーグ複合体
38 消化器▶肝臓・膵臓 Acute myeloid leukemia hepatic involvement 急性骨髄性白血病、肝浸潤
39 消化器▶肝臓・膵臓 Chronic pancreatitis 慢性膵炎
40 消化器▶肝臓・膵臓 Hemosiderosis ヘモジデローシス
41 造血器▶血液・骨髄 Hemophagocytic syndrome (HPS) 血球貪食症候群
42 造血器▶血液・骨髄 Extramedullary hematopoiesis 髄外造血
43 造血器▶リンパ節・脾臓 Gamna-Gandy nodule ガムナ・ガンディ結節
44 造血器▶リンパ節・脾臓 Intravascular large B-cell lymphoma 血管内大細胞型B細胞リンパ腫
45 内分泌▶甲状腺・副甲状腺 Solid cell nest 充実性細胞巣
46 内分泌▶副腎・傍神経節 Spironolactone body スピロノラクトン体
47 内分泌▶副腎・傍神経節 Cytomegalovirus infection サイトメガロウイルス感染症
48 内分泌▶副腎・傍神経節 消化器▶ 肝臓・膵臓 Amyloidosis アミロイドーシス
49 内分泌▶副腎・傍神経節 Paraganglion 傍神経節
50 内分泌▶下垂体 Crooke hyaline change クルック硝子変性
51 内分泌▶下垂体 Minute nodules of granular cells 顆粒細胞の微小結節
52 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Diabetic nephropathy 糖尿病性腎症
53 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Thrombotic thrombocytopenic purpura(TTP) 血栓性血小板減少性紫斑病
54 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Cholesterol embolism コレステロール塞栓症
55 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 消化器▶ 肝臓・膵臓 造血器▶リンパ節・脾臓 ショックでみられる主要臓器の病理像
56 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Polycystic kidney 多発性嚢胞腎
57 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Papillary adenoma 乳頭腺腫
58 泌尿器・男性生殖器▶腎臓 Myeloma kidney 骨髄腫腎
59 泌尿器・男性生殖器▶前立腺・精嚢 Latent carcinoma of the prostate 前立腺ラテント癌
60 泌尿器・男性生殖器▶前立腺・精嚢 Monstrous cells in seminal vesicle 精嚢のモンスター細胞
61 泌尿器・男性生殖器▶前立腺・精嚢 Localized amyloidosis of the seminal vesicle 精嚢の限局性アミロイドーシス
62 女性生殖器▶卵管・卵巣・胎盤 Measles virus infection 麻疹ウイルス感染症
63 女性生殖器▶卵管・卵巣・胎盤 Parvovirus B19 infection パルボウイルスB19感染症
64 中枢神経 Pseudocalcium deposition 偽石灰沈着
65 中枢神経 Autolysis of granular layer of cerebellar cortex 小脳皮質顆粒層の自己融解
66 中枢神経 Suppurative meningitis 化膿性髄膜炎
67 中枢神経 Cryptococcus meningoencephalitis クリプトコッカス髄膜脳炎
68 中枢神経 Toxoplasmic encephalitis トキソプラズマ脳炎
69 中枢神経 HIV encephalopathy HIV脳症
70 中枢神経 Gerstmann-Sträussler-Scheinker syndrome(GSS) ゲルストマン・シュトロイスラー・シャインカー症候群
71 中枢神経 Amyotrophic lateral sclerosis(ALS) 筋萎縮性側索硬化症
72 皮膚・骨軟部組織▶骨・関節・軟部組織 Brown fat 褐色脂肪
73 皮膚・骨軟部組織▶骨・関節・軟部組織 泌尿器▶腎臓 Rhabdomyolysis 横紋筋融解症

9 法医学的知識
1 法医解剖とは
- 1.1 法医解剖の種類
- 1.2 異状死の定義
- 1.3 異状死の取り扱い
- 1.4 犯罪に関する異状の届出
2 病理解剖か、法医解剖か?
- 2.1 病理解剖と法医解剖の違い
- 2.2 解剖から死因確定まで
- 2.3 精度の高い解剖の必要性
―乳幼児の突然死を例として
3 死因究明制度の全国展開
- 3.1 日本の死因究明制度の問題点
- 3.2 犯罪死の見逃し
- 3.3 中央省庁等における検討
- 3.4 今後の展望

Column
1 病理解剖の最盛期を振り返って
2 Rokitansky法 vs. Virchow法
3 病理解剖セミナー
4 日本の三大死因の変遷
5 Autopsy imaging(死亡時画像診断、Ai)の先がけ
6 著明な癒着が予想される症例の皮膚切開
7 病理解剖の死?
8 印象に残っている病理解剖症例
9 解剖体慰霊祭
10 CPCについて
11 急性末期膵炎(acute terminal pancreatitis)
12 剖検雑感

執筆者一覧

■編集
清水道生 博慈会記念総合病院病理診断センター

■執筆者一覧(五十音順)
新井栄一 埼玉医科大学総合医療センター病理部
石澤圭介 東京都立神経病院検査科
伊勢昂生 北海道大学大学院医学研究院病理学講座腫瘍病理学教室
伊藤智雄 神戸大学医学部附属病院病理診断科
茅野秀一 埼玉医科大学保健医療学部
桑原傑  北海道大学大学院医学研究院病理学講座腫瘍病理学教室
坂谷貴司 東京慈恵会医科大学病理学講座・附属病院病院病理部
桜井孝規 大阪赤十字病院病理診断科
佐々木惇 埼玉医科大学医学部病理学
清水道生 博慈会記念総合病院病理診断センター
清水禎彦 埼玉県立循環器・呼吸器病センター病理診断科
白井裕介 北海道大学大学院医学研究院病理学講座腫瘍病理学教室
田中祐吉 神奈川県立こども医療センター病理診断科
種井善一 北海道大学病院病理診断科
栃木直文 東邦大学医療センター大森病院病理診断科
永田耕治 日本医科大学多摩永山病院病理診断科
伴慎一  獨協医科大学埼玉医療センター病理診断科
廣瀬隆則 はりま姫路総合医療センター病理診断科
福永龍繁 科学警察研究所特別顧問兼東京都監察医務院顧問
湊宏   石川県立中央病院病理診断科
村田晋一 和歌山県立医科大学人体病理学教室/病理診断科
山口浩  埼玉医科大学医学部病理学
横尾英明 群馬大学大学院医学系研究科病態病理学分野

トピックス