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第1章 産婦人科研修のコツと落とし穴

1.研修の注意点とコツ

  1. 産婦人科診療ガイドライン2023産科編,婦人科外来編(日本産科婦人科学会・日本産科婦人科学会)
  2. 日本婦人科腫瘍学会の治療ガイドライン
  3. 授乳中に安全に使用できると考えられる薬- 薬効順 -(国立成育医療研究センター)

2.女性患者さんの診察法:内診,経腹エコー,経腟エコー

  1. Imaging the Endometrium: A Pictorial Essay

3.産婦人科研修の目標の決め方

  1. 産婦人科専門研修における到達目標(2023年3月4日改定版)

6.産婦人科手術研修でのポイント

  1. 自治医科大学消化器一般外科による結紮縫合の動画
  2. 結紮(器械結び)の動画
  3. C-Section Surgeryの動画

第2章 救急外来で必要な女性診療

1.女性の腹痛

  1. JAMA, Focused Assessment With Sonography for Trauma (FAST) Examination(動画)
  2. 急性腹症診療ガイドライン2015(急性腹症診療ガイドライン出版委員会)

2.妊娠検査・排卵検査

  1. Changes with age in the level and duration of fertility in the menstrual cycle

3.性感染症の診断と治療

  1. 米国CDCの治療推奨例

4.緊急避妊薬

  1. 緊急避妊法の適性使用に関する指針 平成28年度改訂版(日本産科婦人科学会)
  2. 産婦人科医における性犯罪被害者対応マニュアル 平成20年(日本産婦人科医会)
  3. 性犯罪被害者診療チェックリスト2011(日本産婦人科医会)

5.妊娠中の薬の使い方

  1. 産婦人科診療ガイドライン2023産科編(日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会)
  2. 妊娠・授乳と薬 対応基本手引き 2012年12月改訂(愛知県薬剤師会)
  3. Organization of Teratology Information Specialists(Mother To Baby)
  4. 妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター)

6.授乳中の薬と乳腺炎

  1. 授乳中に安全に使用できると考えられる薬- 薬効順 -(国立成育医療研究センター)
  2. Drugs and lactation database(LactMedⓇ)

第3章 産科での研修

1.産科での研修目標

  1. 産婦人科ゼミナール(日本産婦人科医会)
  2. 研修ノート(日本産婦人科医会)
  3. ACOG FAQs(米国産婦人科学会による非医療者向けのQ&A集)
  4. 妊産婦や家族向けの解説動画(日本産婦人科医会)
  5. 近畿産科婦人科学会 実習セミナー(POP-K)

3.胎児計測

  1. 近畿産科婦人科学会 実習セミナー(POP-K)
  2. 超音波胎児計測の標準化と日本人の基準値(日本超音波医学会)

4.NST(ノンストレステスト)モニター

  1. 中井教授のCTGマイスター(日本産婦人科医会)

8.前置胎盤の管理

  1. 全前置胎盤の経腟エコー画像
  2. Accuracy of ultrasonography and magnetic resonance imaging in the diagnosis of placenta accreta

9.妊娠糖尿病の管理

  1. 妊娠と糖尿病(糖尿病情報センター)
  2. 糖尿病と妊娠に関するQ&A(日本糖尿病・妊娠学会)

13.分娩立ち会いと異常への初期対応

  1. 正常分娩の動画(日本産科婦人科学会学会サマースクール)
  2. 吸引分娩の動画(日本産科婦人科学会学会サマースクール)
  3. AMAZING NORMAL LABOR & VAGINAL BIRTH(動画)
  4. 産科危機的出血への対応指針2022(日本産科婦人科学会,他)

14.帝王切開術

  1. 帝王切開とは? 患者向けへの説明動画(日本産婦人科医会)

15.分娩に関する危険な合併症

  1. 羊水塞栓症(日本産婦人科・新生児血液学会)
  2. 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017 年改訂版)(日本循環器学会,他)
  3. 劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは (国立感染症研究所)
  4. 心疾患患者の妊娠・出産の適応,管理に関するガイドライン(2018 年改訂版)(日本循環器学会・日本産科婦人科学会)
  5. 遺伝性不整脈の診療に関するガイドライン(2017 年改訂版)
  6. 心筋症診療ガイドライン(2018 年改訂版)
  7. 循環器病情報サービス(国立循環器病研究センター)
  8. 糖尿病診療ガイドライン2019:妊婦の糖代謝異常(日本糖尿病学会)
  9. 羊水塞栓症 Amniotic fluid embolism
  10. 肺血栓塞栓症 Pulmonary embolism: An update
  11. 劇症型A 群溶血性連鎖球菌感染症 Pregnancy-Related Group A Streptococcal Infections: Temporal Relationships Between Bacterial Acquisition, Infection Onset, Clinical Findings, and Outcome
  12. 大動脈解離 Maternal mortality attributable to vascular dissection and rupture in the Netherlands: a nationwide confidential enquiry
  13. 大動脈解離 Vertebral artery dissection in hypertensive disorders of pregnancy: a case series and literature review
  14. QT延長症候群 遺伝性不整脈患者の妊娠出産に関わる問題点(坂口平馬)
  15. QT延長症候群 Long QT Syndrome and Pregnancy
  16. 周産期心筋症 Peripartum Cardiomyopathy: an Update
  17. 劇症I型糖尿病 Fulminant Diabetes Mellitus Associated with Pregnancy: Case Reports and Literature Review

16.新生児診察

  1. 新生児の蘇生蘇生法(NCPR)(JRC蘇生ガイドライン2020)

17.妊婦健診外来

  1. 妊婦健診についてのリーフレット(厚生労働省)

19.周産期うつ・妊産婦の自殺

  1. エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)(日本周産期メンタルヘルス学会)
  2. 妊産婦メンタルヘルスケアマニュアル(日本産婦人科医会)
  3. 精神疾患を合併した,或いは合併の可能性のある妊産婦の診療ガイド(日本精神神経学会・日本産科婦人科学会)

第4章 婦人科での研修

1.婦人科での研修目標(概要)

  1. ACOG FAQs(米国産婦人科学会による非医療者向けのQ&A 集)

2.月経不順・過多月経の鑑別と診療

  1. Heavy Menstrual Bleeding
  2. Combined hormonal contraceptives for heavy menstrual bleeding
  3. Antifibrinolytics (such as tranexamic acid) for treatment of heavy menstrual bleeding

4.不正性器出血の鑑別と診療

  1. Abnormal uterine bleeding
  2. ACOG, Management of acute abnormal uterine bleeding in nonpregnant reproductive-aged women

7.子宮内膜症・子宮腺筋症の管理・治療

  1. "子宮内膜症に対する各国のガイドライン Diagnosis and management of endometriosis: a systematic review of international and national guidelines"
  2. 診断と手術適応の判断について An evidence-based approach to assessing surgical versus clinical diagnosis of symptomatic endometriosis
  3. 子宮腺筋症に対する手術術式について Uterine adenomyosis and adenomyoma: the surgical approach

11.子宮頸がんの診断と治療

  1. Cone Biopsy of Cervix(動画)
  2. 子宮頸癌治療ガイドライン2022(日本婦人科腫瘍学会)
  3. NCCNガイドライン日本語版―婦人科がん(日本婦人科腫瘍学会)

12.子宮体がんの診断と治療

  1. MSI検査/MMR IHC検査とは(MSD)
  2. マイクロサテライト不安定性(MSI)検査
  3. 子宮体がん治療ガイドライン2018 (日本婦人科腫瘍学会)
  4. NCCNガイドライン日本語版―婦人科がん(日本婦人科腫瘍学会)

13.卵巣がんの診断と治療

  1. 卵巣癌患者に対してコンパニオン診断として相同組換え修復欠損(homologous recombination deficiency:HRD)の検査を実施する際の考え方(日本婦人科腫瘍学会)
  2. 卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドライン 2020 年版(日本婦人科腫瘍学会)
  3. NCCN ガイドライン 日本語版:婦人科がん

14.絨毛性疾患の診断と治療

  1. 子宮体がん治療ガイドライン2018 (日本婦人科腫瘍学会)

15.悪性疾患への化学療法

  1. 治療ガイドライン一覧(日本婦人科腫瘍学会)
  2. NCCN ガイドライン日本語版―婦人科がん(日本婦人科腫瘍学会)
  3. 制吐薬適正使用ガイドライン(日本癌治療学会)
  4. がん薬物療法時の腎障害診療ガイドライン2016(日本腎臓学会,他)
  5. 小児,思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン2017(日本癌治療学会)
  6. 有害事象共通用語規準 v3.0 日本語訳JCOG/JSCO 版
  7. JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)ウェブサイト

16.骨盤臓器脱の管理・治療

  1. 骨盤臓器脱のレビュー Pelvic organ prolapse - a review

第5章 近年の社会背景と女性の健康

3.ダイエットや運動と女性の健康

  1. 神経性食欲不振症のプライマリケアのためのガイドライン2007(厚生労働省)
  2. 摂食障害 医学的ケアのためのガイド2016(日本摂食障害学会)
  3. 女性スポーツ促進に向けたスポーツ指導者ハンドブック2019(日本スポーツ協会)

4.妊活支援とプレコンセプションケア

  1. 生殖医療Q&A(日本生殖医学会)
  2. 不妊症(日本産科婦人科学会)
  3. プレコンノート(国立成育医療研究センター)

第6章 産業医として行う女性支援

5.更年期障害や介護と仕事

  1. 地域健康相談窓口(地域産業保健センター)(厚生労働省)
  2. 女性の健康電話相談(女性の健康とメノポーズ協会)
  3. 全国の性と健康の相談センター窓口一覧(厚生労働省)

6.がん治療と仕事の両立支援

  1. 治療と仕事の両立支援全国MAP(労働者健康安全機構)
  2. がん情報サービスサポートセンター(国立がん研究センター)
  3. 産業保健総合支援センター(さんぽセンター)(労働者健康安全機構)

コラム

【Dr. 川島の】産業医が行う女性支援

  1. 働く女性の健康確保を支援するために2018(日本産業衛生学会)
  2. 母性健康管理支援サイト「働く女性の心とからだの応援サイト」(厚生労働省)
  3. 働く女性と健康 多様な視点からのヘルスケア(武谷雄二, 産業医学振興財団)

【Dr. 重見の】データベースの活用

  1. 肝がんの発症率動向の変遷について Declining incidence of hepatocellular carcinoma in Osaka, Japan, from 1990 to 2003(がん登録データベース)
  2. 手術を受ける胃がん患者の予後予測モデル Risk model for distal gastrectomy when treating gastric cancer on the basis of data from 33,917 Japanese patients collected using a nationwide web-based data entry system(日本外科学会のNational Clinical Database(NCD))
  3. 冠動脈バイパス術に関する日米のデータベース比較 First database comparison between the United States and Japan; coronary artery bypass grafting(日本成人心臓血管外科手術データベース(JCVSD))
  4. 重症骨盤内感染症に対する術式比較(開腹vs 腹腔鏡) Laparoscopic compared with open surgery for severe pelvic inflammatory disease and tubo-ovarian abscess(DPC データベース)
  5. 頭頸部がん患者における遊離皮弁壊死のリスク因子 Risk factors for free flap failure in 2,846 patients with head and neck cancer: A national database study in Japan(レセプト情報・特定健診など情報データベース(NDB))

【Dr. 福井の】産婦人科当直でオンコロジックエマージェンシーを仮想体験

  1. G-CSF 適正使用ガイドライン2022年10月改訂 第2版(日本癌治療学会)
  2. 発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン(改訂第2 版)がん薬物療法時の感染対策2017(日本臨床腫瘍学会)

各種資料ダウンロード

著者・監修者紹介

柴田綾子(しばた あやこ)

淀川キリスト教病院産婦人科 医長
2011年群馬大学医学部卒業、沖縄で初期研修を行い後期研修医より現職
趣味は、旅行、セミナー企画、スライド作り、SNS
モットーは「すべての女性がより健康に生活できるお手伝いをする」

重見大介(しげみ だいすけ)

2010年日本医科大学卒業、産婦人科専門医取得後に公衆衛生学修士、医学博士を取得 臨床研究や積極的な情報発信のほか、株式会社Kids Publicで遠隔健康医療相談「産婦人科オンライン」の代表を務める

丸尾伸之(まるお のぶゆき)

レディーバードクリニック 院長
2001年大分大学医学部卒業、2015年淀川キリスト教病院 産婦人科部長、2022年レディーバードクリニック開業
趣味は、音楽鑑賞、読書、社交ダンス、土地の歴史を知る(民俗学)、喫茶店通い、tailoring
モットーは「愛だろ,愛」

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