喘息のウィーズがほとんど聴こえない状態で強制呼出した時の記録です。上段が頚部、中段が右前胸部での肺音で下段の黄色い線が換気曲線(上向きが吸気、下向きが呼気)です。図の左から3分の1辺りで強制呼出が始まっています。頚部では2000Hzを超えるところにまで強い呼吸音と共にウィーズが記録されています。前胸部(中段)にも同じ性状でタイミングも一致するウィーズが記録されています。強制呼出でウィーズを誘発するときには頚部の聴診の方がはるかに分かりやすいことを示しています。
ポリフォニック・ウィーズ ch1
ポリフォニック・ウィーズ ch2